初めての家庭菜園に役立つ本の選び方

本・雑誌

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家庭菜園を始める‥‥‥。

いざ始めるとなるとどうしたらよいのか迷ってしまいます。

土に種や苗を植えて育てるぐらいしかイメージが湧かないな。

本当にうまく育てられるのか不安。

となると頼りになるのはやはり本。

とはいえ野菜の作り方を解説している本は数えきれないほどあります。

そこで本を選ぶ際のポイントをまとめました。

目指す方向性によって欲しい本は変わる

一口に野菜作りの本といっても多くの本が出版されています。

「家庭菜園」「初めて」などのワードで検索しても相当な数がヒット。

たくさんありすぎるのでどう選んでいいのか分かりませんよね。

お手本にする本はこれからの家庭菜園づくりによって変わってくると云われています。

例えば‥‥

  • 一般的な慣行農法でいくのか有機農法なのか
  • 言い換えれば化学肥料や農薬を使うのか或いは無農薬で育てるのか
  • さらにどういった作物を作るのか、種から或いは苗で作るのか

目指す方向によってお手本となるものが変わってくるということ。

これからの家庭菜園作りが明確になっている方にとってはたやすいことですよね。

ただ中にはそうなっていない方もいらっしゃるはず。

そのような方々の参考になればと、管理人の目指している家庭菜園作りを紹介します。

おじやさの目指すスタイル

今思い描いている野菜作りは次の通り。

  • 農薬や化学肥料も使う慣行農法でスタート
  • 育てやすい野菜や方法から取り組む
  • 種苗は作り方に則って選択

まずは作ることに慣れるのを最優先していきます。

野菜の種類も育てやすいモノに絞り作り方に則って種や苗を選択。

そして最終的には昔ながらの野菜品種とか西洋野菜などをつくりたいですよね。

しかも無農薬や自然栽培、極少量多品種で。

うまくできたとしても食べきれないとよくないですからね。

本を選ぶポイント

家庭菜園の方向性が決まると本の絞り込みがある程度できました。

さいのきち
さいのきち

さらに絞り込みを進めるにあたって注目したのは次の点。

  • 作り方がイメージできたか
  • 作ってみたい意欲がわいたか
  • 本の著者に興味をもてたか
  • イラストや写真で見やすいか
  • 栽培カレンダーが掲載されてたか

実際には目次で判断することが多いでしょう。

それでも中にはのぞき見とか本の書評っぽいモノがあればそれも参考に。

著者のプロフィールも当然チェック。

上記のポイントに照らし合わせて選んでいきました。

今回選んだ本

家庭菜園を始めるにあたって選んだ本を紹介します。

『コップひとつから始める ゆる~い野菜づくり』

[書籍DATA]

出版社家の光協会
発売日2021/4/16 
著者野菜畑編集部
単行本80ページ
サイズA5
野菜作りがコップと土と種があればはじめられる「コップ栽培」を提唱している本。することはコップに土を入れて種をまくだけ。チョー簡単な作り方です。写真は豊富で育て方も丁寧に解説。初心者でも安心して取り組めます。

おじやさの目指しているのは育てやすいところから始めること。

「コップひとつから始める」「ゆる~い」というワードはまさにピッタリ。

試し読みを見ても写真が豊富でとてもわかりやすい。

ただ写真が豊富というだけでなく、ポイントとなる箇所は写真の数も多くしてより細かく説明。これは助かりますよね。

他にも「収穫までの目安」「種まきの時期」などもあり安心して家庭菜園に取り組めそうだなと感じました。

『袋栽培でかんたん野菜づくり』

[書籍DATA]

出版社秀和システム
発売日2021/3/11 
著者梁川 正
単行本144ページ
サイズA5
袋野菜作りをするのはプランターや鉢ではなくて袋。培養土や肥料の入った袋をそのまま使用する「袋栽培」。家庭菜園初心者でも手軽に始められる。紹介されている野菜は40種類。年間の植え付けプランをもとに野菜作りを楽しめます。

袋でも野菜が作れるという点に惹かれたし、心理的にもハードルが下がりました。

試し読みを見るかぎりでは写真はありません。

でもその分イラストでしっかり解説してくれてます。

やや文字が多いきらいはあるものの、じっくり読めば役に立ちそうな感じ。

袋の目安容量とか栽培カレンダーもあるので作ってみたい気持ちになりました。

『〈新版〉だれでもできるベランダで野菜づくり』

[書籍DATA]

〈出版社〉‎家の光協会 〈発売日〉2020/1/16 〈著者〉麻生 健洲 〈単行本〉‎128ページ 〈サイズ〉19 x 0.9 x 25.8 cm(B5変型判)

ベランダ栽培に向いている34種類の野菜の育て方を紹介。すぐに収穫できる、一株からたくさんとれる、栄養価が高いなどの違うジャンルの野菜を生活スタイルに合わせて選部ことが可能。種まきから収穫までの作業工程を写真やイラストを使って初心者にも分かるように丁寧に説明。

写真やイラストをふんだんに使用。作業手順や収穫までの流れがわかりやすい。

例えば、植えつけや収穫時期が分る栽培カレンダーや一つのプランターからとれる目安収穫量の表示。

さらにスぺ―スやプランターの大きさまでも記載。

これだけあるとつまずきにくくなりますね。

情報が多過ぎると初心者には消化しきれないことも。でも最低限の必要なことに絞られていて本当に見やすい紙面です。

本のタイトルに偽りはなかったって感じですか。

『プランターで楽しむ おうちで野菜づくり』

[書籍DATA]

〈出版社〉池田書店 〈発売日〉2022/3/6 〈監修〉‎オザキフラワーパーク 〈単行本〉160ページ 〈サイズ〉18.2 x 1.2 x 25.7 cm(B5)

プランターで育てやすい野菜を厳選し初心者でもしっかり作れるように育て方を解説。苗選びや植え付け、追肥から収穫までの行程を紹介。栽培のポイントでは写真やイラスト、文字などで分かりやすくまとめています。監修が家庭菜園作りに長けたオザキフラワーパークのスタッフですので心強いですね。

まず惹かれたのが本のタイトル。いかにも楽しく作れそうな気にさせてくれました。

さらに監修がオザキフラーワーパークさんというのも魅力。

日頃から家庭菜園ビギナーに接している分、不安や悩みなどもよく分かっておられるハズ。

初心者には心強いですよね。

写真やイラストも豊富なので頭を悩まさずに野菜作りができそうです。

『決定版 一年中楽しめるコンテナ野菜づくり 85種』

[書籍DATA]

〈出版社〉西東社 〈発売日〉2018/8/28 〈著者〉‎金田 初代 〈写真〉金田 洋一郎   〈単行本〉224ページ(ソフトカバー) 〈サイズ〉18.3 x 1.6 x 23.4 cm(B5変形判)

園芸経験なしでも美味しい野菜85種類をカンタンに作れるコツを紹介。作るのは畑でなくコンテナ。種まきから収穫までを写真で詳しく説明。2011年5月発行のロングセラー『一年中楽しめるコンテナ野菜づくり』を再編集して新たに加筆しました。

この本は10年ほど前に発行されたロングセラー本を再編集、加筆されたモノ。

写真は豊富で見やすい。作業中のモノも多くてリアルに感じられます。

それ以外の必要な情報も細かく記載されしっかり網羅。

例えば栽培カレンダーや栽培用土、コンテナサイズに置き場所など。

新版なら新たに読者からの要望が反映されているかも。期待できますね。

まとめ

今回は初めて家庭菜園を始める際に役立つ本の選び方のポイントをまとめました。

本を選ぶ際のポイントは次に挙げる通り。

  • どういう菜園作りをしたいのか、自分のスタイルを決める
  • 本から得られる情報やポイントを決める

決めるのが難しければ、レビューや口コミを参考にしてもいい。

おじさやブログの「本を選ぶポイント」を使うのもアリだよ。

とはいえ一番は自分が分かりやすいこと。頭にスッと入ってくるのが何よりです。

その本を片手に家庭菜園を楽しんでいきましょう。

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