初心者に必要な寒冷紗は黒と白のどっち⁉~効果の説明や色の違いを比較!~

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家庭菜園をスタートしたら初めて耳にする道具や材料が何かとでてきます。

寒冷紗もそのひとつね。

”かんれいしゃ”といった読みといい、字面からはなかなか想像できません。

経験者から強い日差しからまもったり防寒対策に使うとは教えてもらいました。

でも黒や白の種類があったり、どんな時に使えばいいのか見当がつかないよ。

そこで寒冷紗の特徴や効果、黒と白の違いなどを調べてみました。

まず初めに答えを言いますと‥‥

  • 黒と白のどちらも必要
  • 但し目的に沿った使い方をしないと効果なし

このあとその理由をくわしく述べていきます

寒冷紗とは

寒冷紗とは ”かんれいしゃ”と読み、荒目に織り込まれた網目状の布。

夏の強い日差しや冬の寒い気温から苗や作物をまもってくれる資材です。

健やかに育てる上では必要なモノね。

主な用途としては次の点が挙げられます。

  • 虫よけ / 防鳥
  • 遮光 / 日よけ
  • 保温 / 霜よけ
  • 風よけ / 風通し
  • 遮熱

季節によっても用途の違いがでます。

例えば‥‥

  • 初春‥‥育苗
  • 夏‥‥遮光目的
  • 冬‥‥保温や霜よけ

寒冷紗は色々な用途に使われています。

だからこそ目的を明確にして使わないといけないね。

寒冷紗を使うメリットとデメリット

寒冷紗には日差しや気温から作物をまもるなど様々なメリットがあります。

でもその反面デメリットの存在は気になるところなのでまとめてみました。

メリット

寒冷紗使用のメリットを紹介すると以下の通りです。

  • 使用できる期間が長いし手頃な価格で経済的
  • これ1枚で色々な用途に対応できる
  • 通気性に優れそのままでも水やりが可能

寒冷紗の一番の強みは多用途に使えること。

寒冷紗があれば色々な役割をもたせることができます。

デメリット

反対にデメリットは次の通りです。

  • 一つの用途に特化した商品と比べると効果は弱い

色々な用途に使える寒冷紗。でも反対に効果を及ぼさないこともあります。

単一用途の商品との比較では効果は薄れがちです。

例えば保温では不織布の方が効果が高いし、防虫では防虫ネットの方が効果が高い。

夏の強い日差しから作物をまもるにはとても効果的。

寒冷紗の効果

寒冷紗は色々な用途に使われていることが分かりました。

では効果についてはどうなのか、これからみていきます。

寒冷紗の主な効果をまとめると次の通り。

  • 虫よけ
  • 遮光
  • 風通し / 風よけ
  • 防寒効果
  • 霜よけ

もう少しくわしく述べます。

虫よけ

寒冷紗は害虫予防に役立ちます。

作物の上に寒冷紗をかけることで害虫が侵入するのを防止。

ただ防虫効果をより強く求めるなら防虫ネットの方が適しています。

寒冷紗の目は粗いから。

また発芽前の種や発芽すぐの苗を鳥に食べられるのを防ぐことも可能です。

遮光

強すぎる日差しは種をまいた後の発芽や作物の生育の障害となります。

寒冷紗を使って遮光することで光量を緩和。

その結果、

  • 地温の上昇を防ぐことができる
  • 土壌の急激な水分蒸発を防ぐことができる

遮光することで作物の成長を促しています

風通し / 風よけ

適度な風通しは作物にとって大事な環境。

でも風が強すぎるとかえってダメージを与えてしまいます。

寒冷紗を使うことでその影響を抑えることができます。

防寒効果

作物にとっては冬の寒さは大敵。

寒さに弱い作物であれば尚更。

また冬を越して育てていく際もしっかりとした防寒対策が大事です。

ただ防寒対策ができるとはいえ寒冷地での防寒には向いていません。農業用のビニールシートには劣るので。

霜よけ

冬の土壌の凍結や霜は作物が弱って成長には大敵。

凍結や霜によるダメージを寒冷紗で軽減することができます。

霜よけ対策にも寒冷紗は有効。

黒と白の違い

寒冷紗の色は一般的には黒と白の2色。

色の違いによって効果は大きく異なります。

使用時期や目的によって黒と白を使い分けることが大事。

また一部に防虫や防鳥対策を重視する銀色タイプもあります。

白い寒冷紗

白い色は一般的な寒冷紗。

遮光率は約20%~30%で透光性は高い。

主に防寒目的や霜よけ・虫よけに使われるよね。

また種まきや苗植えの後の育苗にも使われます。

ただ保温だけとか防虫だけの品物と比べると効果は少し薄いですね。

黒い寒冷紗

遮光率は約50%。白色よりも高い遮光性を保っています。

夏の強い日差しや高温から作物をまもるのには有効。

また乾燥防止を目的に使われることもあります。

ただその場合には注意が必要。湿度が高くなって根腐れにならないようにしないとダメ。

それに日光不足にも注意をしないといけません。

黒と白の比較

もう一度黒と白の違いを表でまとめました。

遮光率約20% ~ 30%約50%
透光性高い低い
主な用途防寒・霜よけ・虫よけ遮光・遮熱・乾燥防止
注意点保温だけの目的の場合は効果は少し弱い。日光不足や蒸れやすい影響による根腐れには注意。

使う目的を明確にして季節ごとにしっかり使い分けれれば大丈夫ですね。

初心者でも両方必要!使い分ける白と黒

今回は寒冷紗の効果・特徴や黒と白の違いなどを調べてきました。

では結論を言います。

初心者に必要な寒冷紗は‥‥

  • 黒と白のどちらも必要です
  • ただ効果を得るには目的にあった使い方をしないといけない

もう一度白い寒冷紗と黒い寒冷紗の特長をまとめます。

  • 白色は遮光率は約20%で一般的な寒冷紗
  • 主に防寒目的や霜よけや虫よけに

防寒や霜よけ目的なら主に使うのは冬ということに。

  • 約50%の遮光率で白色よりも高い遮光性能
  • 夏の強い日差しや高温から作物をまもる

反対に黒い寒冷紗は夏に使うものですね。

やはり作物にあわせて白も黒も必要。

ただ使い分けはちゃんとやらないといけないけどね。

寒冷紗は主に化学繊維や綿・麻などの素材。

サイズも幅1.35mや1.8m、長さ5mとか10mなど種類が豊富。

作物によっては初心者でもすぐ使う資材です。

前もって寒冷紗を検討しておくのは決して無駄じゃありません。

自分に必要なサイズや素材の寒冷紗を見つけないと。

ユーザーの口コミを確認することも大事。

それにはこちらのページが参考になりましたので紹介しておきます。

下記に最新の価格順の「最安値ショップ」が並んでいます。

よかったら価格やサイズの確認にご活用ください。

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